マイレージ特集

2010年は大きな事件が相次ぎました。まず日本の航空業界を代表するJAL(日本航空)が経営破たんし、上場廃止を経て再建の道を歩み始めたことです。さらに海外から格安航空会社が本格的に増加し、羽田空港は新滑走路と国際線新ターミナルビルの完成で国際線が強化され、国際路線利用の選択肢が広がりました。

マイレージについても、ANAが2011年度から国内線特典航空券の片道利用が可能になる等大きな変化が出てきています。マイルから他のポイント交換に一定量以上での上限や交換率の変更、各種クーポン特典など新たなマイル交換特典が次々に登場してきています。また海外航空でもノースウェスト航空が2009年にデルタ航空と合併し、2011年には日本各地に就航便のあるコンチネンタル航空もユナイテッド航空と合併するなど業界再編が進んでいます。国内線ではスカイマークを筆頭に新興の航空会社が低運賃を武器に確実にその勢力を拡大・成長してきています。そしてこれらの航空会社も一定の搭乗実績で無料航空券が獲得できる独自のマイレージーサーピスやポイントサービスを実施しています。こうした変化はまさにマイレージにとっては「新時代」と呼べる状況です。

日本の航空業界も新規参入が増え、大競争時代に突入しました。こうした環境ではユーザーサイドのマイレージ攻略法も現実に呼応した新たな戦略と戦術が求められています。特に旅客航空が大衆化してマイレージに関心を持つ消費者が急増し、年々特典航空券のハードルも高くなる傾向が顕著です。しかし日本のマイレージは、他の国のマイレージとは比較にならない程多様 で魅力的なサービスです。特にポイントの集約性は衰えをみせるどころか、ますますそのサービスを進化させています。

電子マネー特典で使う

  • 年間上限、一定以上交換での交換率低減など交換制限ができ、特典利用の魅力低下
  • 手数料まで払うクレジット会員がマイルを電子マネー特典に交換するメリットは少ない
  • 電子マネー特典の交換上限は権利と割り切り、その範囲で利用する


海外のマイレージにはないJALとANAだけの特典です。最近は交換上限や年間に一定以上の交換では交換率が低滅してしまい電子マネー特典の魅力は激減しました。特に提携クレジットカード会員には、手数料を払った上に価値を減じる電子マネー特典への交換は得策ではありません。 

 


JALやANAのマイレージのクーポンで使う

クーポンJALとANAのマイレージで獲得できる金券タイプの特典です。さらに紙タイプのクーポンに加え、機能は異なる。電子クーポンJAL(IC利用クーポン)とANA(eクーポン)もあります。

 
  • マイルの失効直前に利用券に交換するとマイルの有効期限を実質的に約1年間延長できる機能を果たす
  • 航空会社の利用券(クーポン)紙タイプ、電子タイプともパートナー特典より利用先は限定されるが遍元率が高く JAL、ANAなら交換上限がない
  • 電子タイプのクーポンはANAとJALでは還元率や用途に差がある
     
 

旅行商品(ツアー)に使う

  • JAL、ANA、デルタでのツアー商品のマイル利用法は異なる点が多い
  • マイル交換で利用できるツアー商品の梱類は限定される
  • 国内2社のツアー会員になるとキャンペーン期間なら旅行商品(ツアー)なら特典航空券交換よりも少ないマイルから使える 

アップグレート特典で使う

  • アップグレード特典は国際線特に欧米線)での利用がメリット大
  • マイルとの交換なら最初からワンランク上の特典航空券交換の方が交換レートでは有利
  • ANAのアップグレード特典は未使用時に手数料がかからない 

 

長距離路線のビジネスクラスやファーストクラスに乗ると、エコノミークラスとは座席のみならずラウンジや食事など待遇の歴然とした差に驚き、次も是非乗ってみたくなります。差額を払わずに搭乗クラスをワンランク上へしてくれるサービスをアップグレードといい、従来は航空会社の独自基準でのサービスでしたが、アップグレード特典なら誰でも利用可能になりました。 


日本国内特典航空券とマイル対策

  • 海外マイレージ利用の日本国内線利用では片道利用や複数区間の利用が可能
  • JAL、ANAでは提携クレジットカード会員は少ないマイル数で特典航空券が交換可能
  • 路線限定なら日本国内線なら新興の航空会社でも無料特典航空券は入手できる 

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